向島日誌 : Mukae-jima diaries

西ノ島 

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境港の臨海キャンプ場にて宿泊。

このキャンプ場は国道沿いで、生け垣の向こうをぶんがぶんがと通り過ぎるトラックに
「無理矢理だなぁはは。。」と思わず諦めの笑みを浮かべたのだったが、所用あって
米子のインターネットカフェに出力に出向き、食事をとって戻ってくると、深夜は至って静かなのだった。
そこそこの快眠。

早朝、昨日写真を撮っている間にスタンドが外れて倒れてしまったNX125の修理。
ヘッドライトのマウントが少し曲がっていた。カウルを外し、ラチェットのバーを
差し入れて修正、ついでにようやく手に入れたバルブも交換する。

長年使っているヨーレイカのツーリングテントも、昨年コムカイ島の上、海上に
2ヶ月程あった
せいか、潮風に吹かれ、コムカイ島から下ろした時には防水機能が
奇麗に奪い去られてしまっていた。
出発前に防水処理はしたものの、本降りの雨ではもうもたないだろうなぁ、などと考えながら出発の準備。

8時過ぎ、七類港へ。
山を越えて行くと、思っていたよりもずっと大きなフェリーが停泊中。
出航まで間もなく、写真を撮る時間もないままチケットを購入。フェリー「くにが」に乗船。
(ほんとうは、少し時間があったのだが、案内係のおっちゃんのプロの船乗り特有の
 あの情緒とか無駄のない「ほれほれ、さっさとのらんかおらおら」という無言の意志を尊重した。)
 
巨大なフェリーだが、思っていたより速力が早く、揺れる。
去年の悪夢を思い出し、おとなしく船室で寝転がる。
(沖の島では船酔いから回復した後、「やー今日は波が高いっすねー」と
 商店のおばちゃんに話しかけると、「あ?今日は凪じゃ」との答えだった。
 本当に荒れている日はそもそも船が出ないのである。)
3時間程の航海の後、島前は西の島、別府港に到着する。

手始めに港近くの後醍醐天皇の黒木御所と、石州瓦の集落を幾つか散策。
隠岐諸島は西ノ島、中ノ島、知夫里島の3島の有人島からなる島前と、島後島の島後に分かれる。
西ノ島は隠岐諸島の中で2番目に大きな島だ。

外輪山の周囲が島嶼部となっている島前と、奇麗な円形に近い形をした島後では
海と島の関係が反転しているようで面白い。
(のちに伺った話では、周囲の島嶼部に守られた入り組んだ入り江を持つ島前は
 かっては時には何百隻もの北前船が寄港する、物流の要衝であり、航海上の避難海域だったそうである。)

片付けなければ行けない事務仕事が発生していた事もあり、
早めに食材(小ぶりのハマチ一尾128円!)を買い、ベースキャンプとなった耳浦キャンプ場へ。

ランタンの光の中。ハマチ汁と刺身、という割に贅沢な夕食をとる。(實藤)
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